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司馬遼太郎
司馬遼太郎がおもしろい。
こんなに俗物だとは思わなかったのよ!
いやいや、俗物だというと多大に誤解を招きますが、もっと古厳めしいよーわからん小難しい歴史小説だと持ってた。
ところがどっこい、ありゃりゃこりゃりゃ、エンターテイメントだったのねー☆どひゃーー
一級の娯楽小説だった!はー知らなんだよー
『功名が辻』は自宅で読んでると「おもしろいおもしろい」ばかり連呼して先に進まなかった。話半分で聞いてくれてよろしいのですが、私はいちいちリアクションがでかいので、まあ…事実なのです。全部じゃないよ、そりゃもちろん一部だよ。でもほんとなの。「おもしろいーー!す、すごいーー!おもしろいーーー!」
じたじた、ばたばた、ごろごろ、そして集中・無言、ぐへへーと。
ドラマチックな筆が引き込んでいくのよーーー
ベストセラーよりロングセラーといいますが、まさしくです。
『功名が辻』『太閤記』と戦国ものを読み、そして今は幕末動乱『燃えよ剣』…
嗚呼、群雄割拠、大小名のかくも鮮やかなキャラ立ちよ!!
いわんや新撰組をや。
総司の水際立った存在感がもはやマンガ並だ。華やかすぎる。
いやーしかし『功名が辻』はほんとにおもしろかった。
仲間ゆきえが大河ドラマで千代役をした、一豊と千代が主人公の内助の功の話ですが。
司馬遼さんが、一豊をばかにしたりこけにしたり、たまに持ち上げたり、くすくす笑うような愛あふれる描写で、もー…、おもしろい。
『功名が辻』で「おもしろいー」と喚くときと、「すげえ」と呟くときと、
前者は一豊周辺で、後者は名の残った武将たちの知略謀略人物像にたいする感想だったりするのですが、
一豊だけじゃなくけっこう司馬遼さん文中で、名のある人物平気でからかうのね。信長も秀吉も歳三も、ちょくちょく。
そのバランスが妙味だわい。
軽快滑稽な「おもしろい」と「凄い」のバランスが『功名が辻』はとてもいいような気がします。今はやりのダメ主人公だし…。
愛情だわー
『太閤記』読んでると、作家の鳥瞰図的客観が人物考、ストーリーに満ちているのに関わらず、秀吉のことだいすきなんじゃないかと思わせる司馬遼さん。
つか!この人、まじで秀吉大好きじゃない?そういう情報無いんですか!?読み終えた2つが秀吉よりの話だからそう思うだけ!?
ウィキペディアかどっかで、「司馬遼さんはちょっと猿ヒイキで、けっこう肩を入れて書いちゃってるのよ」的な説明あったら私は大いに得心いった様子で、「ほぅら、やっぱりね!」と指をパチリと鳴らすのですが。
秀吉の人物像などは、どこまで彼の慧眼なのか一般的歴史解釈なのかわたしにはラインがわからん。まさしく『太閤記』たる原作もあるわけだし…。
過去の大人物の懐に入って胸中を探る作業が、どれだけの知識と深い考察力で成り立っているのか?
しかしこの筆を読む限り、興味を超えた愛情がある。ぜったいある。
だからいっしょに泣いたもの!
信長に褒められて号泣する筑前とともに、スタバで涙こらえたよわたしは!
よかったねーー猿ーーうえーーん
あー…図らずも長くなってしまった。
さあさ、まだ『燃えよ剣』読んでる途中だ。
つづきつづきー
こんなに俗物だとは思わなかったのよ!
いやいや、俗物だというと多大に誤解を招きますが、もっと古厳めしいよーわからん小難しい歴史小説だと持ってた。
ところがどっこい、ありゃりゃこりゃりゃ、エンターテイメントだったのねー☆どひゃーー
一級の娯楽小説だった!はー知らなんだよー
『功名が辻』は自宅で読んでると「おもしろいおもしろい」ばかり連呼して先に進まなかった。話半分で聞いてくれてよろしいのですが、私はいちいちリアクションがでかいので、まあ…事実なのです。全部じゃないよ、そりゃもちろん一部だよ。でもほんとなの。「おもしろいーー!す、すごいーー!おもしろいーーー!」
じたじた、ばたばた、ごろごろ、そして集中・無言、ぐへへーと。
ドラマチックな筆が引き込んでいくのよーーー
ベストセラーよりロングセラーといいますが、まさしくです。
『功名が辻』『太閤記』と戦国ものを読み、そして今は幕末動乱『燃えよ剣』…
嗚呼、群雄割拠、大小名のかくも鮮やかなキャラ立ちよ!!
いわんや新撰組をや。
総司の水際立った存在感がもはやマンガ並だ。華やかすぎる。
いやーしかし『功名が辻』はほんとにおもしろかった。
仲間ゆきえが大河ドラマで千代役をした、一豊と千代が主人公の内助の功の話ですが。
司馬遼さんが、一豊をばかにしたりこけにしたり、たまに持ち上げたり、くすくす笑うような愛あふれる描写で、もー…、おもしろい。
『功名が辻』で「おもしろいー」と喚くときと、「すげえ」と呟くときと、
前者は一豊周辺で、後者は名の残った武将たちの知略謀略人物像にたいする感想だったりするのですが、
一豊だけじゃなくけっこう司馬遼さん文中で、名のある人物平気でからかうのね。信長も秀吉も歳三も、ちょくちょく。
そのバランスが妙味だわい。
軽快滑稽な「おもしろい」と「凄い」のバランスが『功名が辻』はとてもいいような気がします。今はやりのダメ主人公だし…。
愛情だわー
『太閤記』読んでると、作家の鳥瞰図的客観が人物考、ストーリーに満ちているのに関わらず、秀吉のことだいすきなんじゃないかと思わせる司馬遼さん。
つか!この人、まじで秀吉大好きじゃない?そういう情報無いんですか!?読み終えた2つが秀吉よりの話だからそう思うだけ!?
ウィキペディアかどっかで、「司馬遼さんはちょっと猿ヒイキで、けっこう肩を入れて書いちゃってるのよ」的な説明あったら私は大いに得心いった様子で、「ほぅら、やっぱりね!」と指をパチリと鳴らすのですが。
秀吉の人物像などは、どこまで彼の慧眼なのか一般的歴史解釈なのかわたしにはラインがわからん。まさしく『太閤記』たる原作もあるわけだし…。
過去の大人物の懐に入って胸中を探る作業が、どれだけの知識と深い考察力で成り立っているのか?
しかしこの筆を読む限り、興味を超えた愛情がある。ぜったいある。
だからいっしょに泣いたもの!
信長に褒められて号泣する筑前とともに、スタバで涙こらえたよわたしは!
よかったねーー猿ーーうえーーん
あー…図らずも長くなってしまった。
さあさ、まだ『燃えよ剣』読んでる途中だ。
つづきつづきー
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